私たちの特徴

野沢鉄工が作成する資料には、安全や品質を担保するための様々な工夫が施されており、それらを適切に運用する数々のルールが定められています。また、品質には社員の質も大きな影響を与えると考えています。経営理念や行動理念を浸透させる社内的な取り組み、上司と部下を交えたモチベーションを高める評価制度など、品質の根幹にある「人の質」の向上にも力を入れています。

2014年に新たに建設された本社はオフィスと工場が併設されており、1～2分で双方を行き来できるよう、動線が設計されています。設計と製造での打ち合わせ、図面の引き渡し、双方での仕様確認、プロセスのチェックなど、設計から製造に至るまでのあらゆる工程で頻繁に発生する時間的ロスを最小限に抑え、ボトルネックの発生を極力防ぐことができるように工夫されています。

敷地面積38,828平方メートルを誇る工場には、長さ210メートル、幅5メートルの通路が中央にレイアウトされています。通路の両サイドには搬入から加工、塗装、出荷に至るまでの一連のプロセスに合わせて機器が設置されており、大型車両で材料の運搬ができるようになっています。工場には、生産スピードを向上させるためのこのような工夫が数多く施されています。

私たちは機動力を「優れた状況適応力と動員力を持ち、組織的に迅速に行動できる能力」と定義しています。外部スタッフを含む混成プロジェクトが多いこの業界において、私たちは正社員編成にこだわり、仕事における価値観の共有、品質の担保、そして柔軟なチーム編成を可能にしています。突如発生する突貫工事にも、技術力の高いメンバーを招集し、同じ価値基準・行動様式をもって、速やかに作業を完遂できる機動力を持っています。

私たちの会社には、製造部門と工事部門の両方を有し、緻密な設計の元に製造された質の高い鉄骨を、現地で確実に組み立てることが可能です。また、これらのスタッフは正社員で構成されているため、同じ教育、訓練を受けたものばかりです。このような内製体制を取っているからこそ、お客様の依頼に対して迅速に製造計画を立て、途中の管理コストやコミュニケーションロスを最小限に抑えた質の高い工事が可能になっています。